この猫は、生後間もない頃に、動物病院の前で、何者かに置き去りにされていました。季節はちょうど、梅雨の頃でした。この猫を我が家の先住猫がお世話になっていた動物病院のスタッフさんが、この猫を保護してくださり、複数の動物病院スタッフさんが交代して、この子に粉ミルクを飲ましてくださって、トイレのしつけもしていただいた状態で、我が家の里子にお譲り頂きました。この子は最初の3年間ぐらいは、噛み癖がひどくて、毎日何度も私たち家族の足首に飛びかかって噛みついていましたが、5歳になった今では、とても穏やかで優しい猫に成長しました。
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